長快(読み)ちょうかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長快」の解説

長快(1) ちょうかい

1037-1123* 平安時代中期-後期の僧。
長暦(ちょうりゃく)元年生まれ。長範,湛快(たんかい)の父。紀伊(きい)熊野山(和歌山県)の別当寛治(かんじ)4年白河上皇の来宮に際し法橋,永久4年法眼,翌年法印にすすむ。保安(ほうあん)3年12月7日死去。86歳。

長快(2) ちょうかい

?-? 鎌倉時代仏師
法橋(ほっきょう)。建長8年(1256)3月湛慶(たんけい)にしたがい東大寺講堂の文殊菩薩(もんじゅぼさつ)像の制作に着手した。作品ほかに京都六波羅蜜寺の弘法大師像など。快慶弟子ともいわれる。号は定阿弥陀仏。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む