長谷川貞信(読み)ハセガワ サダノブ

20世紀日本人名事典 「長谷川貞信」の解説

長谷川 貞信(4代目)
ハセガワ サダノブ

昭和・平成期の日本画家



生年
大正3(1914)年12月16日

没年
平成11(1999)年5月2日

出身地
大阪府大阪市

本名
長谷川 徳三

主な受賞名〔年〕
国立劇場文楽賞(特別賞 第11回)〔平成4年〕,日本演劇興行協会賞〔平成9年〕

経歴
曽祖父から続く画家の家に生まれ、昭和43年4代目長谷川貞信を襲名上方役者絵伝統を受け継ぎ、中座、南座や国立文楽劇場の文楽公演の絵看板など文楽、歌舞伎芝居絵を描いた。平成6年東京の国立劇場資料展示室で文楽絵看板展を開催。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川貞信」の解説

長谷川貞信(初代) はせがわ-さだのぶ

1809-1879 江戸後期-明治時代浮世絵師
文化6年11月生まれ。長谷川小信(このぶ)の父。上田公長(こうちょう),貞升(ていしょう)にまなぶ。美人画,役者絵などもかいたが,風景画で知られる。作品に初代安藤広重(ひろしげ)の画風にちかい「東海道五十三次」「近江八景」などがある。明治12年3月28日死去。71歳。大坂出身。名は文吉,徳兵衛

長谷川貞信(4代) はせがわ-さだのぶ

1914-1999 昭和-平成時代の日本画家。
大正3年12月16日生まれ。初代長谷川貞信の曾孫。上方の役者絵の伝統をうけつぎ,歌舞伎や文楽の劇場にかざる絵看板をえがく。昭和43年4代貞信を襲名。平成4年国立文楽劇場文楽特別賞。平成11年5月2日死去。84歳。大阪出身。本名は徳三。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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