開陳(読み)カイチン

デジタル大辞泉 「開陳」の意味・読み・例文・類語

かい‐ちん【開陳】

[名](スル)人の前で自分の心の中をありのままに述べること。「所信開陳する」
[類語]言及論及触れる述べる論述叙述記述口述陳述詳述前述後述上述先述略述縷述るじゅつ屡述るじゅつ既述叙説述懐詳説詳論

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開陳」の意味・読み・例文・類語

かい‐ちん【開陳】

  1. 〘 名詞 〙 自分の意見などを人の前で述べること。
    1. [初出の実例]「ついに我本意を達して開陳する時に雨にあはれたぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)八)
    2. [その他の文献]〔史記‐平津侯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android