コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

関係学 カンケイガク

2件 の用語解説(関係学の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かんけい‐がく〔クワンケイ‐〕【関係学】

ドイツの社会学者ウィーゼの理論で、社会学の対象を絶えず生起する社会関係に限定しようとする主張。ジンメルなどと共に形式社会学に属する。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

関係学
かんけいがく
Beziehungslehreドイツ語

社会関係の研究を社会学の課題であると考える社会学上の立場。広義には社会関係を重視したオッペンハイマーやフィアカントの立場も含まれるが、狭義にはこの名称を自己の社会学に採用したウィーゼの立場をさす。ウィーゼは基本的にはジンメルの形式社会学の立場を継承したが、その対象である社会化の形式が多義的であると批判し、社会学の対象をより一義的な社会関係に限定すべきであると主張し、関係学を提唱した。彼によれば、人間の間の社会関係は、結合と分離に大別される動的な社会過程であるが、それが反復して繰り返されることによって、安定し様式化した社会関係をつくりだし、この社会関係の累積によって客観的な統一体としての社会形象(けいしょう)が成立する。こう考えて彼は、関係学としての社会学に、社会関係とともに社会過程と社会形象を含めて、その体系化を図った。[居安 正]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

関係学の関連キーワードオグバーン形式社会学文化社会学認識社会学ルーマングンプロビッチウィーゼ磯村哲蔵内数太武田良三

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

関係学の関連情報