関口氏心(読み)セキグチウジムネ

デジタル大辞泉 「関口氏心」の意味・読み・例文・類語

せきぐち‐うじむね〔‐うぢむね〕【関口氏心】

[1598~1670]江戸初期の柔術家。関口流の祖。号、柔心紀州藩に仕えた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「関口氏心」の意味・読み・例文・類語

せきぐち‐うじむね【関口氏心】

江戸初期の柔術家。関口流の開祖通称彌六右衛門(八郎右衛門とも)。三河静岡県)の人。門弟諸国に及び、紀州藩に仕官後は、柔心と号した。慶長三~寛文一〇年(一五九八‐一六七〇

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関口氏心」の解説

関口氏心 せきぐち-うじむね

1597/98-1670 江戸時代前期の柔術家。
慶長2/3年生まれ。関口流の祖。刀槍術を修業し,長崎陳元贇(ちん-げんぴん)のつたえた拳法,捕縛(ほばく)の術をまなび,柔(やわら)の一流をひらいた。のち紀伊(きい)和歌山藩主徳川頼宣(よりのぶ)につかえた。寛文10年3月7日死去。73/74歳。三河(愛知県)出身。通称は弥六右衛門。号は柔心(じゅうしん)。著作に「柔新心流之序」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android