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拳法 けんぽう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

拳法
けんぽう

打,突,蹴の3技を主とする格闘技。古代インドに始ったものが仏教とともに中国に伝わり,独特の発達をとげたものといわれる。ことに禅門では身体を鍛練するための修行法とされ,嵩山少林寺では開祖,達磨大師の遺法として坐禅とともに盛んに行われた。

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デジタル大辞泉の解説

けん‐ぽう〔‐パフ〕【拳法】

こぶしによる突きや打ち、あるいは足による蹴りを主とした格闘術。中国で古代から発達し、日本には江戸時代初め陳元贇(ちんげんぴん)らによって伝えられた。「少林寺拳法

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百科事典マイペディアの解説

拳法【けんぽう】

拳(こぶし)あるいは足などでの突き,打ち,蹴(け)りを中心とする徒手による武術。一般に中国で体系化されたものをさす。5世紀中ごろ達磨(だるま)が少林寺で門弟を鍛えたことに始まるとされる。
→関連項目護身術太極拳

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世界大百科事典 第2版の解説

けんぽう【拳法】

拳をにぎり,または開いて,打ち,突き,あるいは足も用いて行う徒手の武術。広義には世界各地にある徒手の武術を含めて考えられるが,一般的には,中国で体系化され発展した武術をさす。中国武術の歴史は非常に古く,史実かどうか疑わしい俗説や伝説も多いが,拳法を中国に伝えたのは達磨(だるま)大師であるという説が最も有名である。520年ころ,インドから嵩山(すうざん)少林寺に来た達磨大師はここで面壁(めんぺき)し,仏法を説くかたわら,修行僧に《洗髄経》《易筋経》の2経を与え,心身鍛練の秘法を授けたといわれる。

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大辞林 第三版の解説

けんぽう【拳法】

こぶしや足で、突き、打ち、蹴ることを主とした中国の格闘技。日本には江戸時代、明の帰化僧陳元贇ちんげんびんが伝えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

拳法
けんぽう

(こぶし)を用いて突き、打ち(拳術)、あるいは足で蹴(け)る(蹶(けつ)術)などの格技を主とした体術。中国では、すでに古代から手搏(しゅばく)、白打(はくだ)などとよばれる自然発生的な護身武術が各地で行われたが、960年ごろ、宋(そう)の太祖趙匡胤(ちょうきょういん)によって長拳(ちょうけん)三十二勢法(せいほう)(技を連続して行う拳法の形(かた))が結成され、やがてこれが民間に広がって、各地に門派を生じた。
 さらに14世紀の後半、明(みん)代の初め、武当山(ぶとうさん)の道士張三(ちょうさんぽう)が、道教思想に結び付いた拳法を始め、また河南の嵩山(すうざん)少林寺では棍(こん)法と結合した拳法が、武僧の間で盛んに行われるようになった(のちに前者を武当派、後者を少林派という)。明末、倭寇(わこう)の鎮圧に活躍した武将の一人、戚継光(せきけいこう)は拳法の効用を積極的に認め、軍隊強化の基礎訓練にこれを採用した。彼が1584年(万暦12)に著した兵書『紀効新書(きこうしんしょ)』には、全18編のうち1編を「拳経(けんけい)」にあて、各門派の技法から選んだ三十二勢法の図を載せている。これよりやや遅れて、1621年(天啓1)茅元儀(ぼうげんぎ)が大成した『武備志(ぶびし)』には、拳の項はほぼ前書を踏襲し、棍法の部に「少林棍法闡宗(しょうりんこんぽうせんそう)」を図示して収録している。これら明代の兵書が日本に輸入された年月は明らかではないが、江戸時代の初め、わが柔術の流派形成期に、陳元贇(ちんげんぴん)(江戸)、王道元(おうどうげん)(長崎)らによってその技法が紹介され、拳法、手搏、把勢(はせい)(活殺法を含む)などとよばれて、諸派に取り入れられた。[渡邉一郎]

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世界大百科事典内の拳法の言及

【空手】より

…身に武器を帯びず,徒手空拳,手と足を組織的に鍛練して,あたかも武器のような威力を発揮させ,身を守り敵を倒す沖縄古来の武術。
【発生と歴史】
 空手の起源は史的文献に乏しく定説がないが,形の名称に中国名が多いことからみても,中国拳法の影響を受け,沖縄古来の闘技と消化吸収しあって沖縄独自の武術となり,現在に至ったと考えられる。拳法は中国古来の闘技で,古くは春秋時代にさかのぼり,唐代には少林寺その他の寺院の僧兵などを中心に護身術として発達していた。…

【少林寺拳法】より

…拳法の一つ。現在日本で行われている少林寺拳法は,宗道臣(そうどうしん)(1911‐80)の創始によるものである。…

【太極拳】より

…このような競技化の動きは,新しい太極拳だけではなく各派伝統拳への関心をも呼び起こし,その普及を促している。拳法【中藤 保則】【三井 悦子】。…

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