関西アーバン銀行(読み)かんさいアーバンぎんこう(英語表記)Kansai Urban Banking Corporation

共同通信ニュース用語解説 「関西アーバン銀行」の解説

関西アーバン銀行

大阪市中央区に本店を置く第二地方銀行。三井住友フィナンシャルグループ傘下の関西銀行が2004年に関西さわやか銀行と合併し発足した。10年にはびわこ銀行と合併した。155店舗を構え、大阪府と滋賀県に顧客基盤を持つ。17年3月末時点の従業員数は約2500人、連結総資産は約4兆6千億円。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関西アーバン銀行」の意味・わかりやすい解説

関西アーバン銀行
かんさいアーバンぎんこう
Kansai Urban Banking Corporation

大阪を地盤とする地方銀行。1922年京都で山城無尽(→無尽)として設立,1951年相互銀行に転換し,関西相互銀行となる。1957年本店を大阪市に移転。1975年外国為替取扱業務,1983年公共債の窓口販売業務を開始。1989年普通銀行に転換し行名を関西銀行に変更。特色あるリテールバンクを目指し,地域密着の経営を貫いた。各種新商品の開発に熱心で「ローンかんさい」を標榜,総資金量に占める預貸比率およびローン比率は業界トップクラスを誇った。2000年に設立された関西さわやかが 2001年関西さわやか銀行に名称を変更し,経営破綻した幸福銀行から事業を承継して営業を開始した。2003年関西銀行が関西さわやか銀行を子会社化。2004年,関西銀行と関西さわやか銀行が合併し,関西アーバン銀行が発足した。2010年びわこ銀行を合併。2018年みなと銀行および近畿大阪銀行と経営統合し,関西みらいフィナンシャルグループの子会社となった。

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