ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿波市」の意味・わかりやすい解説 阿波〔市〕あわ 徳島県北部,吉野川下流北岸にある市。讃岐山脈南麓の扇状地に位置し,北端で香川県に接する。 2005年吉野町,土成町,市場町,阿波町の4町が合体して市制。主産業は農業でスイカ,レタスなどを特産。ニシキゴイの養殖でも知られる。四国八十八ヵ所第7番札所十楽寺,第8番札所熊谷寺,第9番札所法輪寺,第 10番札所切幡寺がある。切幡寺の大塔は国の重要文化財。南西部の「阿波の土柱 (どちゅう) 」は国の天然記念物で,吉野川対岸の吉野川市にある高越山とともに土柱高越県立自然公園を形成する。市内には野神の大センダン (国の天然記念物) をはじめ,樹齢数百年を数える大樹が多い。北東部の宮川内谷川 (みやごうちだにがわ) 流域は奥宮川内谷県立自然公園に属する。撫養 (むや) 街道が通る古くからの交通の要地で,土成では国道 318号線と徳島自動車道が交差する。面積 191.11km2。人口 3万4713(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「阿波市」の解説 阿波市あわし 2005年4月1日:板野郡吉野町・土成町、阿波郡市場町・阿波町が合併・市制施行⇒【吉野町】徳島県:板野郡⇒【土成町】徳島県:板野郡⇒【市場町】徳島県:阿波郡⇒【阿波町】徳島県:阿波郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by