デジタル大辞泉 「陶然」の意味・読み・例文・類語 とう‐ぜん〔タウ‐〕【陶然】 [ト・タル][文][形動タリ]1 酒に酔ってよい気持ちになるさま。「美酒に陶然と酔いしれる」2 うっとりとよい気持ちであるさま。「陶然たる面持ちで名演奏を聴く」[類語]陶酔・酔う・酔い痴しれる・浸ひたる・うっとりする・恍惚こうこつ・とろける・しびれる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「陶然」の意味・読み・例文・類語 とう‐ぜんタウ‥【陶然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 酔い心地のよいさま。酒に酔ってうっとりしているさま。転じて、うっとりと気持のよいさま。とうねん。[初出の実例]「喫レ臠倶豁矣、傾レ盞共陶然」(出典:懐風藻(751)遊猟〈大津皇子〉)[その他の文献]〔陶潜‐時運詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「陶然」の読み・字形・画数・意味 【陶然】とう(たう)ぜん 酔ってうっとりする。晋・陶潜〔時運〕詩 人も亦た言へるり 心に(かな)へば足り易しと (こ)の一觴を揮(ふる)ひ 陶然として自ら樂しむ字通「陶」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報