酔い痴れる(読み)ヨイシレル

デジタル大辞泉 「酔い痴れる」の意味・読み・例文・類語

よい‐し・れる〔よひ‐〕【酔い痴れる】

[動ラ下一][文]よひし・る[ラ下二]
ひどく酔って正体がなくなる。「酒に―・れる」
ある事に心を奪われてうっとりする。「妙なる調べに―・れる」
[類語]酔う酔っ払う酔い潰れる出来上がる酩酊めいていする沈酔する大酔たいすいする泥酔する乱酔する飲まれるとらになる酒気を帯びる微醺びくんを帯びるぐでんぐでんべろべろべろんべろんへべれけれろれろ陶酔ひたうっとりする恍惚こうこつ陶然とろけるしびれる

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精選版 日本国語大辞典 「酔い痴れる」の意味・読み・例文・類語

よい‐し・れるよひ‥【酔痴】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
  2. 酒に酔って正気がなくなる。
  3. すぐれたもの、魅力的なものに心を奪われてうっとりする。
    1. [初出の実例]「倉地は反対に葉子の一語一語に酔ひしれて見えた」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

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