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随伴植物 ずいはんしょくぶつ

大辞林 第三版の解説

ずいはんしょくぶつ【随伴植物】

主とする作物といっしょに生育していて生態的にも近縁の植物。水田のイネに混じって生えるヒエなど。主作物と自然交配して遺伝子の拡散を起こす場合もある。共栄植物。コンパニオン-プラント。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

随伴植物
ずいはんしょくぶつ

主となる作物が栽培されている所にはいつもそこに連れ立ってみられる野生型あるいは原始栽培型植物のこと。たとえば、日本の水稲にはヒエ、アワにはエノコログサ、メキシコのトウモロコシにはテオシント、中東から地中海岸にかけてのパンコムギには野生コムギやエギロプスなどがある。両者は生態的に非常に似ていて、しかも多量の種子を生産するので駆逐が困難である、あるいは両者の識別がむずかしいなどの特徴をもつ。なかには、遺伝的に近縁で自然交雑をして遺伝子拡散をおこし、作物を強勢に保つ作用を果たす場合もある。[飯塚宗夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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