点点(読み)テンテン

デジタル大辞泉の解説

てん‐てん【点点】

[名](スル)
複数の点をいう語。「点点を打つ」
点線。
あちこちに点在していること。
「其間此処彼処に無数の山百合の―したるは」〈蘆花自然と人生
[ト・タル][文][形動タリ]
あちこちに散らばってあるさま。また、途切れながら続いているさま。「町の明かりが点点と見える」「足跡が点点と続く」
「―たる星の空の下に」〈長与青銅の基督
しずくがしたたりおちるさま。「点点としたたる

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大辞林 第三版の解説

てんてん【点点】

[0][3] ( 名 )
二つまたはそれ以上ある点。 「漁船が-に見える」
点線。 「細い道は-で表す」
[0] ( 副 )
あちこちに散らばっているさま。切れ切れに続いているさま。 「足跡が-と付いている」 「血痕が-と続いている」
しずくなどがしたたり落ちるさま。 「傷口から血が-としたたる」
[0] ( 形動タリ )
に同じ。 「落花-たるのみ/欺かざるの記 独歩

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精選版 日本国語大辞典の解説

てん‐てん【点点】

〘名〙
① (━する) (形動タリ) 点をうったように、あちこちに散在すること。また、そのさま。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)五・暮春与伴蒿蹊春蘭洲遊兎道「飛花点点亜水紅、樵舟箇箇刺霞行」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「敵艦の帆影遠く波上に点々するを見たり」 〔庾信‐晩秋詩〕
② いくつかの点。また、俗に点線をいう。

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