隼人瓜(読み)ハヤトウリ

デジタル大辞泉 「隼人瓜」の意味・読み・例文・類語

はやと‐うり【××瓜】

ウリ科蔓性つるせいの多年草。葉は五角状卵形。白色雄花雌花とが咲き、実は洋ナシ形で黄白色または緑色。未熟な果実食用塊根飼料とする。熱帯アメリカの原産で、日本には大正時代鹿児島に導入された。

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精選版 日本国語大辞典 「隼人瓜」の意味・読み・例文・類語

はやと‐うり【隼人瓜】

  1. 〘 名詞 〙 ウリ科のつる性多年草。アメリカ熱帯地方の原産で、大正五年(一九一六)ごろアメリカから輸入され、暖地で夏野菜として栽培される。茎は長さ一〇メートルに達するものもある。地中サツマイモに似た太い塊根がある。葉はキュウリの葉に似た三角状卵形で長さ一〇~二〇センチメートル。雌雄同株。夏から秋にかけ、葉腋に白い小さな単性花が咲く。果実は一株に数百個つき洋梨形で長さ八~一七センチメートル。果実を漬物に、塊根を家畜の飼料にする。大正七年(一九一八玉利喜造により、薩摩隼人に因み命名された。チャヨテ。《 季語・秋 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「隼人瓜」の解説

隼人瓜 (ハヤトウリ)

学名Sechium edule
植物。ウリ科のつる性多年草,園芸植物

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