日本歴史地名大系 「雌阿寒温泉」の解説 雌阿寒温泉めあかんおんせん 北海道:十勝支庁足寄町螺湾村雌阿寒温泉[現在地名]足寄郡足寄町茂足寄阿寒(あかん)国立公園内雌阿寒岳の西腹、標高約七〇〇メートルの所にある温泉。摂氏四二―四三度の弱酸性硫化水素系の噴泉で、リウマチ・神経痛・皮膚病・創傷・火傷に効能があるという。大正二年(一九一三)に野中増次郎が温泉を発見し、同七年に旅館を開設した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「雌阿寒温泉」の意味・わかりやすい解説 雌阿寒温泉めあかんおんせん 北海道東部、十勝(とかち)総合振興局管内の足寄町(あしょろちょう)にある国民保養温泉地。阿寒摩周(ましゅう)国立公園域。1919年(大正8)温泉宿が開かれ、当時は野中温泉とよばれた。雌阿寒岳西麓(せいろく)のオンネトー湖に近く、付近は針葉樹の原生林に覆われ、雌阿寒岳への登山口となっている。泉質は硫黄(いおう)泉。[進藤賢一 2018年5月21日][参照項目] | 阿寒摩周国立公園 | 雌阿寒岳 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「雌阿寒温泉」の解説 雌阿寒温泉 北海道足寄郡足寄町、阿寒(あかん)国立公園内の雌阿寒岳(めあかんだけ)西腹のオンネトー付近にある温泉。オンネトー温泉ともいう。古くは野中温泉と呼ばれた。1973年、国民保養温泉地に指定。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報