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雌阿寒岳 めあかんだけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雌阿寒岳
めあかんだけ

北海道東部,釧路市足寄町白糠町の境界に位置する火山。標高 1499m。アイヌ語マチネシリ (雌山の意) と呼ばれる阿寒カルデラ南西壁上に形成された成層火山中央火口を主体に,剣ヶ峰 (1336m) ,阿寒富士 (1476m) などの峰を含む。

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知恵蔵2015の解説

雌阿寒岳

北海道東部、阿寒カルデラ南縁にある小型火山群で、主にポンマチネシリ火口で小規模水蒸気爆発を繰り返してきた。2006年3月21日の朝に、大振幅の火山性微動を伴って小規模な水蒸気爆発が発生し、同火口付近の北西斜面に新たに複数の小火口が形成された。灰色の噴煙が火口上空400mに上がり、降灰は火山の南東側23kmの範囲まで認められた。噴出点から北西側に数百mにわたって泥流が下った。噴火は1998年11月9日以来のこと。

(井田喜明 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

めあかん‐だけ【雌阿寒岳】

北海道東部、阿寒湖の南西にある火山。標高1499メートル。西麓に雌阿寒温泉がある。

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百科事典マイペディアの解説

雌阿寒岳【めあかんだけ】

北海道東部,阿寒国立公園南西端の活火山。マチネシリ(1336m),ポンマチネシリ(最高峰,1499m)と阿寒富士(1476m)からなり,山体は第三紀層を基盤とする安山岩
→関連項目日本百名山

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世界大百科事典 第2版の解説

めあかんだけ【雌阿寒岳】

北海道東部,十勝支庁釧路支庁との境界に位置する火山。アイヌ語で〈マチネシリ(女の山)〉と呼ばれ,雄阿寒岳の〈ピンネシリ(男の山)〉に対する。洪積世中期に激しい火山活動を繰り返した後に陥没して形成された長径24km,短径13kmに及ぶ阿寒カルデラの南西カルデラ壁上に噴出し,複雑な構造をもつ火山である。火山体の主要部は中央火口と呼ばれる中マチネシリとその側火山にあたり,最高峰のポンマチネシリ(1499m),阿寒富士(1476m)からなる。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕雌阿寒岳(めあかんだけ)


北海道東部、阿寒カルデラ外輪山南西部に噴出した成層火山で、この山自体が複雑な形成過程を経た複式火山。中央火口の中マチネシリ、火口壁にある最高峰のポンマチネシリ(標高1499m)、阿寒富士(同1476m)からなる。深田久弥(ふかだきゅう)「日本百名山」の一つ。ポンマチネシリは、中マチネシリとともに今も噴煙をあげる。山麓(さんろく)にエゾマツ・トドマツの原生林、山頂部に高山植物群落がみられる。阿寒国立公園に属し、北西麓に雌阿寒温泉、西麓に刻々と色を変えることから五色沼と呼ばれる堰止(せきとめ)湖のオンネトーがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

雌阿寒岳
めあかんだけ

北海道東部、十勝(とかち)総合振興局管内の足寄(あしょろ)町と釧路(くしろ)総合振興局管内の釧路市の境界にある火山。標高1499メートル。北東15キロメートルの雄(お)阿寒岳をアイヌ語で「ピンネシリ」(雄山)というのに対し、「マチネシリ」(雌山)という。中央火口(中マチネシリ)を含む主要部と、ポンマチネシリ、阿寒富士の寄生火山からなり、前二者は現在も活動している。これらの火山群は阿寒カルデラ(長径24キロメートル、短径13キロメートル)が陥没し、その反動でカルデラ壁上などに噴出したもの。山麓(さんろく)は針葉樹林が広く分布し、六合目以上は低木林からハイマツ帯に変わり、高山植物も多い。阿寒国立公園域で、西麓の雌阿寒温泉から頂上まで約2時間を要する。[進藤賢一]

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