デジタル大辞泉 「雨下」の意味・読み・例文・類語 う‐か【雨下】 [名](スル)1 雨が降ること。また、雨が降っているとき。「余―に歩するを好まず」〈織田訳・花柳春話〉2 雨のように降り注ぐこと。「迫撃砲を我が部隊の上に―し始めた」〈火野・麦と兵隊〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「雨下」の意味・読み・例文・類語 う‐か【雨下】 〘 名詞 〙① 雨が降ること。降雨。また、雨の降っているとき。雨中。[初出の実例]「余雨下に歩するを好まず」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四五)[その他の文献]〔後漢書‐光武紀〕② 雨のように盛んにふりそそぐこと。[初出の実例]「法令を雨下(ウカ)して八文以上の鮨を食ふなの、着物には三百文以上かけては相成らぬのと世話を焼いた」(出典:江戸から東京へ(1924)〈矢田挿雲〉一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例