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電気推進 でんきすいしん electric propulsion

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知恵蔵2015の解説

電気推進

固体燃料や液体燃料を用いる化学ロケットに代わって、電気推進が注目されている。その代表がイオンエンジン。電離ガスを電磁的に加速して噴射させるシステムで、NASA(米航空宇宙局)のディープスペース1に搭載され、実証試験に付された。推力は小さいが、長時間にわたって噴かし続けることにより、大きな速度を獲得できる。日本の小惑星探査機はやぶさ(ミューゼスC)にも搭載され、初めて本格的惑星探査ミッションに使われている。

(的川泰宣 宇宙航空研究開発機構宇宙教育センター長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

でんき‐すいしん【電気推進】

モーターを用いて船を推進させる方法。

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世界大百科事典内の電気推進の言及

【舶用機関】より

…このうち主機関(主ボイラーを含む)は,主機関がディーゼルエンジンのものをディーゼル船,蒸気タービンのものを蒸気タービン船と呼ぶように,船の分類にも使われ,船を特徴づける主要な機械である。現在一般に使われているものとしては,ディーゼルエンジン(低速,中速および高速ディーゼルエンジン),蒸気タービン,ガスタービン,原子力機関,電気推進機関がある。蒸気タービンは1基で7万馬力くらいを出すことができるので,従来は軍艦のほか大型客船,大型コンテナー船などの高速船,あるいは大型タンカーなどの大出力を必要とする船に使われてきたが,ディーゼルエンジンの大出力化(低速ディーゼルエンジンで1基最高5万馬力程度)に伴い,商船ではしだいにディーゼルエンジンにおきかえられつつある(タンカーの場合,タンクの洗浄に蒸気を使用することも蒸気タービンを主機関に用いる理由の一つであったが,これも蒸気を使わない原油洗浄が採用されるようになっている)。…

【舟∥船】より

… プロペラ駆動用の機関としては,ディーゼルエンジン,蒸気タービン,ガスタービンなどがある。またこれらの機関により発電機を駆動し,発生した電気で電動機を介してプロペラを駆動する電気推進も,砕氷船などのとくに操作性が重視される船に使われることがある。従来大出力機関には蒸気タービンを使うのがふつうであったが,現在では高出力機関の開発によりほとんどの船がディーゼルエンジンを採用している。…

※「電気推進」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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