霧島ジオパーク(読み)きりしまじおぱーく

事典 日本の地域遺産 「霧島ジオパーク」の解説

霧島ジオパーク

(宮崎県都城市;宮崎県西諸県郡高原町;宮崎県小林市;宮崎県えびの市;鹿児島県霧島市;鹿児島県曽於市)
日本ジオパーク指定の地域遺産。
霧島ジオパークは宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島屋久国立公園の地域、2万386haより広く設定されている。韓国岳高千穂頂上から南九州火山を一望できる。火山活動でできた多様な火山の形態や噴出部を持つ「火山の博物館」、暖温帯から冷温帯いたる植生垂直分布古事記にも記された日本神話歴史が火山活動も含め学べることなどが特徴

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「霧島ジオパーク」の解説

霧島ジオパーク

宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島山を中心とするジオパーク。構成自治体は宮崎県都城市、西諸県(にしもろかた)郡高原町、小林市、えびの市、鹿児島県曽於市、霧島市の2県5市1町。拠点施設は「えびのエコミュージアムセンター」。“自然の多様性とそれを育む火山活動”をテーマとする。霧島錦江湾国立公園内の池めぐりコース、韓国岳とその溶岩流上にある生駒高原御池関之尾滝、加久藤カルデラの北縁に位置する矢岳高原などの見どころがある。2010年9月、日本ジオパークに初認定。

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