デジタル大辞泉 「馴れ馴れしい」の意味・読み・例文・類語 なれなれ‐し・い【×馴れ×馴れしい】 [形][文]なれなれ・し[シク]1 非常に親しいようすである。「―・く軽口を交わす」2 ぶしつけである。遠慮がなさすぎる。「上司に―・い口をきく」[派生]なれなれしげ[形動]なれなれしさ[名][類語](1)水いらず・親しい・近しい・気安い・睦むつまじい・親密・懇意・昵懇じっこん・懇親・別懇・懇ねんごろ・親愛・和気藹藹あいあい・仲良し・ファミリア・フレンドリー・アットホーム・ドメスティック・家庭的・打ち解ける・解け合う・馴染む・親しむ・馴染み深い・つうつう・つうかあ・息が合う・反りが合う・反り・馬が合う・気が合う・肌が合う・琴瑟きんしつ相和す・打てば響く・意気投合・心を通わす・心が通う・気が置けない・胸襟を開く・腹を割る・心を開く・心を許す・気を許す・肝胆相照らす・心を交わす・心を以て心に伝う・心安い・取っ付きやすい・懐こい・人懐こい・如才ない・調子がいい/(2)無礼・失礼・失敬・ぶしつけ・無作法・非礼・欠礼・不敬・無遠慮・礼を失する・遠慮会釈もない・忌憚きたんのない 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「馴れ馴れしい」の意味・読み・例文・類語 なれなれ‐し・い【馴馴】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]なれなれし 〘 形容詞シク活用 〙① たいへんに親しいさまである。なれて心やすそうなさまである。[初出の実例]「九のきみになれなれしき事あらむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)嵯峨院)② ぶしつけである。無遠慮である。[初出の実例]「いとなれなれしきこと、きこえつけたりしを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)梅枝)馴れ馴れしいの派生語なれなれし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙馴れ馴れしいの派生語なれなれし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by