革茸・皮茸・茅蕈(読み)こうたけ

精選版 日本国語大辞典 「革茸・皮茸・茅蕈」の意味・読み・例文・類語

こう‐たけ かう‥【革茸・皮茸・茅蕈】

〘名〙 担子菌類コウタケ科のキノコ。日本特産で、各地の広葉樹林下に群生する。体は高さ一〇~二〇センチメートル。傘は中央がへこんだ径五~一五センチメートルの漏斗形で暗褐色を帯び、表面には粗い鱗片、裏面には針状で褐紫色の突起がある。柄は太く下部まで中空。乾燥すれば黒色にかわる。美味で香りもよく精進料理などに用いられる。かわたけ。《季・秋》 〔料理物語(1643)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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