革茸(読み)コウタケ

デジタル大辞泉 「革茸」の意味・読み・例文・類語

こう‐たけ〔かう‐〕【×茸/×茸/××蕈】

マツバハリタケ科のキノコ。日本特産。広葉樹林下に生え、傘は褐色、深い漏斗状で、表面に粗い鱗片りんぺん裏面針状突起がある。柄は太く下部まで中空。乾燥すると芳香があり、精進料理などに使われる。かわたけ。すすたけ。ししたけ。

かわ‐たけ〔かは‐〕【革×茸/皮×茸】

コウタケ別名

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精選版 日本国語大辞典 「革茸」の意味・読み・例文・類語

こう‐たけかう‥【革茸・皮茸・茅蕈】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類コウタケ科のキノコ。日本特産で、各地の広葉樹林下に群生する。体は高さ一〇~二〇センチメートル。傘は中央がへこんだ径五~一五センチメートルの漏斗形で暗褐色を帯び、表面には粗い鱗片、裏面には針状で褐紫色の突起がある。柄は太く下部まで中空。乾燥すれば黒色にかわる。美味で香りもよく精進料理などに用いられる。かわたけ。《 季語・秋 》 〔料理物語(1643)〕

かわ‐たけかは‥【革茸】

  1. 〘 名詞 〙 きのここうたけ(革茸)」の古名。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「かはたけ さ夜ふけてなかばたけゆく久方の月ふきかへせ秋の山かぜ〈景式王〉」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四五二)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「革茸」の解説

革茸 (コウタケ・カワタケ)

学名Sarcodon aspratus
植物。イボタケ科のキノコ,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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