コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

領外婚姻税 りょうがいこんいんぜい formariage

2件 の用語解説(領外婚姻税の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

領外婚姻税
りょうがいこんいんぜい
formariage

ヨーロッパ封建時代の人身賦課の一つ。農奴が領主の領地以外のところに住む者と結婚しようとするとき,あるいは領内であっても農奴以外の者と結婚しようとするとき,領主の認可を受ける必要があったが,この際認可料としてこの税が課された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

領外婚姻税
りょうがいこんいんぜい
droit de formariageフランス語

農奴が領地以外の者と結婚する際に、領主によって課せられた税。結婚税ともいう。封建法上、農奴が他領主の女農奴または身分違いの女自由人と結婚することは禁止されていたが、実際には、一定の貢租(その形式は多様)を支払うという条件によって、当該領主の認可を得ることができた。この条件はしだいに緩和され、16世紀には農奴身分にのみ特徴的課税とは考えられなくなった。[井上泰男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

領外婚姻税の関連キーワード北ヨーロッパ西ヨーロッパ東ヨーロッパ南ヨーロッパ諸侯封建時代ヨーロッパトルコヨーロッパロシアヨーロッパ通貨機構ヨーロッパ級

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone