コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

頭振 あたまふり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

頭振
あたまふり

江戸時代,金沢藩領の無高 (むたか) 農民のこと。同藩では高持百姓分割相続が限定されていたので,その子弟は小作その他の雑業で生計を立てなければならなかった。したがって租税負担も軽く,社会的地位も低かったのでこう呼ばれた。また行政上農村とされた宿場,在郷町の無高町人も同じように頭振と呼ばれた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

頭振【あたまふり】

北陸の金沢(かなざわ)藩とその支藩,および能登(のと)国に散在した土方(ひじかた)藩領で用いられた無高(むだか)百姓の呼称。海村・山村,および村に属す港・宿場・門前などの都市的な場所に居住。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

頭振
あたまふり

金沢藩における無高(むだか)百姓の俗称。天領の水呑(みずのみ)百姓にあたる。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

先輩証

文部科学省のOBなどが同省内に自由に出入りできる通行証のこと。同省の違法な天下りあっせん問題を受け、防止策の一環として2017年3月末で廃止(交付停止・使用禁止)となった。正式名称は「文部科学省先輩証...

続きを読む

コトバンク for iPhone

頭振の関連情報