飽食(読み)ホウショク

デジタル大辞泉 「飽食」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しょく〔ハウ‐〕【飽食】

[名](スル)
あきるほど腹いっぱい食べること。
食べたいだけ食べられて、食物不自由しないこと。日常生活に不自由がないこと。「飽食時代
[類語]大食大食い牛飲馬食鯨飲馬食暴飲暴食健啖多食過食・食い過ぎ・食べ過ぎ食い飽きる食が進む

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精選版 日本国語大辞典 「飽食」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しょくハウ‥【飽食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 古くは「ぼうしょく」とも )
  2. あきるまで食べること。十分に食べて満ち足りること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「物にて飽食(バウショク)し」(出典雑談集(1305)四)
    2. [その他の文献]〔論語‐陽貨〕
  3. 食物に不自由しないこと。生活の上で何の苦労もないこと。また、そのさま。「飽食の時代」

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普及版 字通 「飽食」の読み・字形・画数・意味

【飽食】ほう(はう)しよく

たらふくたべる。〔論語、陽貨〕すること日、心を用ふる無きものは、い哉(かな)。奕(はくえき)といふらずや。之れを爲すは、ほ已(や)むに賢(まさ)れり。

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