タージー(英語表記)〈ペルシア〉Tāzī

デジタル大辞泉の解説

タージー(〈ペルシア〉Tāzī)

時代の中国人がアラビアおよびアラビア人に対して用いた呼称。広くイスラム教徒をよぶのにも用いた。
[補説]「大食」とも書く。

たい‐しょく【大食】

[名](スル)
普通以上にたくさん食べること。また、その人。おおぐい。「体格のわりには大食する」「無芸大食」⇔小食
タージー

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世界大百科事典 第2版の解説

たいしょく【大食 Dà shí】

唐・宋時代の中国人が,狭義にはアラブ,広義にはイスラム教徒を呼んだ名称で,大寔(だいしよく),多氏(たし),大石(たいせき)などとも記される。本来はペルシア語でアラビア人を示すタージークTāzīk∥Tājīk,タージーTāzīの音訳であったが,アラブの征服以降のペルシア人イスラム教徒もこの名で呼ばれるようになり,またトルコ族がペルシア人を示す語としてこのタージークを用いたことから,イスラム教徒一般をも意味するようになった。

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大辞林 第三版の解説

タージー【大食】

ペルシャ Tāzī を音訳したもの〕
中国で、唐・宋時代アラビア人をいう呼称。広義にはイスラム教徒をさす。

たいしょく【大食】

( 名 ) スル
たくさん食べること。また、その人。おおぐい。 ⇔ 小食 「無芸-」

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精選版 日本国語大辞典の解説

おお‐ぐい おほぐひ【大食】

〘名〙 (形動) たくさん物を食うこと。また、そのような人。たいしょく。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)五「大ぐいをする大食の人ぢゃほどに」
※それから(1909)〈夏目漱石〉九「ああ大食(オホグヒ)をして寐て許(ばかり)ゐちゃ毒だ」

おお‐ぐらい おほぐらひ【大食】

〘名〙 食物をたくさん食べること。また、その人。おおぐい。
※玉塵抄(1563)二三「能もなく徳もなうて、俸祿をうけて大ぐらいしてこえひぢらいて」

たい‐しょく【大食】

〘名〙 食べものを普通以上に多量に食べること。たくさん食うこと。また、その人。おおぐい。おおぐらい。多食
※玉葉‐治承五年(1181)三月一〇日「伝聞、前大将、有食癖之病云々、或云、不然、天性大食之人云々」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉九「文学を進歩せしむるの道は文学者が大食して胃を悪くするにありと云ふ様な」

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