高曇(読み)タカグモリ

デジタル大辞泉 「高曇」の意味・読み・例文・類語

たか‐ぐもり【高曇(り)】

空の高いところに一面に雲がかかって、曇っていること。雲量が9以上で、高層雲高積雲が他の雲よりも多い場合をいったが、現在の気象観測では使用しない。
[類語]曇天曇り薄曇り花曇り雨曇り本曇り雪曇り雲間

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精選版 日本国語大辞典 「高曇」の意味・読み・例文・類語

たか‐ぐもり【高曇】

  1. 〘 名詞 〙 空の高い所に雲がかかっていて全体に曇っている状態。雲量が九以上で、高層雲・高積雲が多い場合をいったが、現在の気象観測では用いられない。

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百科事典マイペディア 「高曇」の意味・わかりやすい解説

高曇【たかぐもり】

雲量と雲形によって天気を判定した場合の一つ。観測時の全雲量が9以上でとなっており,かつ高積雲,高層雲,あるいはこれらの組合せのどれかが最多雲形となっているときを高曇とする。現在あまり用いられない。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高曇」の意味・わかりやすい解説

高曇
たかぐもり

全天空を 10としたとき,その空に占める全雲量が 9以上の場合を曇りというが,そのうち,中層雲が下層雲などより多い場合。天気予報では曇りと表現する。

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