高森遺跡(読み)たかもりいせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「高森遺跡」の解説

高森遺跡
たかもりいせき

宮城県北部にある旧石器時代遺跡。この地域では石器文化談話会を中心とする調査で前期中期旧石器時代 (日本的な枠組みでは前期旧石器時代) の遺跡が発見,調査されているが,従来調査されたものはおもに中期旧石器時代のものであった。この遺跡は,さらにもう一段階古い時代の前期旧石器時代に含まれる可能性が考えられている。出土した石器はまだ数少いが,この地域で積上げられてきている火山灰層と石器の出土層位との対比から,原人の時代に属する可能性がある。

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旺文社日本史事典 三訂版「高森遺跡」の解説

高森遺跡
たかもりいせき

宮城県栗原郡築館町にある日本最古とされた旧石器時代の遺跡
1988年からの調査で,約50万年前と推定された火山灰の直下から石器群が出土した。やや西方にある上高森遺跡では,'93年からの調査で約60万年前と推定される石器が出土したが,現在では疑問視されている。

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