鮮紅(読み)センコウ

デジタル大辞泉 「鮮紅」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう【鮮紅】

鮮やかな紅色緋色ひいろ。「鮮紅色」
[類語]真っ赤赤色せきしょく紅色こうしょくくれないべに真紅しんく緋色しゅあけあかね薔薇ばら小豆あずき臙脂えんじ暗紅あんこう唐紅からくれないレッドスカーレットバーミリオンマゼンタローズワインレッド

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精選版 日本国語大辞典 「鮮紅」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう【鮮紅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) あざやかな紅色。緋色。真紅。また、まっかであるさま。
    1. [初出の実例]「紅熾の火度〈火色の鮮紅なるを云ふ。是より強き火度は、火色白く見ゆる故に白熾と名くるなり〉」(出典:写真鏡図説(1867‐68)〈柳河春三訳〉二)
    2. 「彼の吭(のんど)は終に破れて、汨然(こつぜん)として一涌の鮮紅を嘔出せり」(出典金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉続)

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