デジタル大辞泉
「鯛屋貞柳」の意味・読み・例文・類語
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たいや‐ていりゅうたひやテイリウ【鯛屋貞柳】
- 江戸中期の狂歌師。本名永田善八。別号、油煙斎、鳩杖子、珍菓亭など。鯛屋は家業であった菓子商の屋号。元祿~享保期(一六八八‐一七三六)の上方狂歌壇の第一人者。その歌風は、天明調のような軽妙洒脱さには欠けるが、享保期の狂歌の主流として一時天下を風靡した。著「家土産」など。承応三~享保一九年(一六五四‐一七三四)
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鯛屋貞柳
たいやていりゅう
[生]承応3(1654).大坂
[没]享保19(1734).8.15. 大坂
江戸時代中期の狂歌作者。姓名,永田良因,のち言因または宗伯。諱は信乗。通称,善八。別号,由縁斎,油煙斎,精霊洞,霜露軒,珍菓亭,助栄亭,生軒,長生亭,遊魚子,放曠子。大坂船場南御堂前雛屋町の宮中御用菓子司で,鯛屋山城掾 (じょう) という。父貞因は俳諧,狂歌をよくし,弟貞峨は浄瑠璃作者紀海音であり,叔父貞富も狂歌で名高い。初め父に,のち豊蔵坊信海に学び,ついに家業を捨てて狂歌に専念,浪華狂歌中興の祖となった。編著『狂歌家づと』 (1729) ,『続家づと』 (31) ,『狂歌机の塵』 (35) など。
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世界大百科事典(旧版)内の鯛屋貞柳の言及
【永田貞柳】より
…江戸中期の狂歌師。由縁(油煙)斎貞柳,鯛屋貞柳ともいう本名は榎並善八。別号は良因,言因,珍菓亭など多数。…
※「鯛屋貞柳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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