天明調(読み)テンメイチョウ

精選版 日本国語大辞典 「天明調」の意味・読み・例文・類語

てんめい‐ちょう‥テウ【天明調】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、安永・天明(一七七二‐八九)の頃、俳諧の頽廃俗化を嘆き、蕉風の復興革新を叫んだ蕪村暁台樗良(ちょら)白雄(しらお)闌更蓼太麦水青蘿(せいら)らの清新・壮麗な俳諧の格調
    1. [初出の実例]「天明調はどこ迄も引しめて五分もすかぬ様に折目正しく著物著たらんが如く」(出典:俳諧大要(1896)〈正岡子規〉六)
  3. てんめいぶり(天明風)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む