鴨祐之(読み)かもの すけゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鴨祐之」の解説

鴨祐之 かもの-すけゆき

1659-1723 江戸時代前期-中期神職,国学者
万治(まんじ)2年生まれ。家職をついで京都下鴨神社祠官となる。山崎闇斎(あんさい)に垂加神道をまなび,和歌国史にも通じた。元禄(げんろく)5年「日本逸史」を編修。7年葵祭(あおいまつり)を再興する。享保(きょうほう)8年1月29日死去。65歳。本姓は梨木。号は桂斎。著作に「大八洲記」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鴨祐之」の意味・わかりやすい解説

鴨祐之
かもすけゆき

[生]万治2(1659).京都
[没]享保8(1723)
江戸時代中期の国学者。神官。山崎闇斎に学ぶ。葵祭を復興著書『祭事記』 (82巻) ,『春日祭旧例』。

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世界大百科事典(旧版)内の鴨祐之の言及

【日本逸史】より

…江戸時代,鴨祐之が,当時散逸していた《日本後紀》の復元を試みて編纂した書。40巻20冊(ほかに考異1冊)。…

※「鴨祐之」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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