鴿(読み)ドバト

普及版 字通 「鴿」の読み・字形・画数・意味

鴿
17画

[字音] コウカフ
[字訓] いえばと

[説文解字]

[字形] 形声
声符は合(こう)。〔説文四上に「鳩の屬なり」とあり、いえばと。羽毛の色や目の大小など、各種あり、伝書鳩にも使う。伝書鳩に用いる鳩を鴿(ぼつこう)という。

[訓義]
1. いえばと。
2. やまばと。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕鴿 也万波止(やまはと) 〔名義抄〕鴿 イヘバト・ヤマバト 〔字鏡〕鴿 イヘハト・ヤマハト・ハト・ニハクナフリ

[熟語]
鴿舎鴿書・鴿
[下接語]
家鴿・鳩鴿・蒼鴿・鴿・野鴿

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android