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鶯張り ウグイスバリ

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デジタル大辞泉の解説

うぐいす‐ばり〔うぐひす‐〕【×鶯張り】

木造の床の張り方の一。踏むと床板を留めたかすがいがきしり、鶯の声に似た音を出す。京都の知恩院のものが有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鶯張り
うぐいすばり

床板(ゆかいた)を張る際には、表面から釘(くぎ)打ちすると見苦しいので、床板下の根太(ねだ)に目鎹(めかすがい)を取り付けて床板を留めるのが高級な手法である。目鎹は根太に固定され、上部の先端が床板の側面の穴に突き刺さって、床板を留める。そのため、床板の上を歩くと重みで床板が上下し、目鎹の先端と床板とが擦れ合って音が出て、床板をきしませる。その音が鶯の鳴くような感じになるものを鶯張りの床という。寺院や邸宅の渡り廊下など、人の往来によって多年の間に目鎹の穴が広がり、自然に妙音を発するようになったものが多い。京都知恩院の本堂と付属建造物をつなぐ渡り廊下は有名である。なお、当初から意図して鶯張りとするには、穴の大きさを加減するために試行錯誤を要し、むずかしい。[工藤圭章]

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