日本歴史地名大系 「黒川郷」の解説
黒川郷
くろかわごう
嘉暦四年(一三二九)の鎌倉幕府下知状案(守矢文書)に「黒河」として現れる。その後、南北朝時代・室町時代をどのように推移したか、その伝領関係は明らかでないが、同下知状案には黒河郷等が豊後左京進入道(島津宗久)の跡とあり、島津氏の支配地でやがて領地化されたものと推測される。永正一六年(一五一九)、
天正一〇年(一五八二)北信濃地方を手にした上杉景勝は、島津忠直を
黒川郷
くろかわごう
黒川郷
くろかわごう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報