朝鮮王朝の王墓群(読み)ちょうせんおうちょうのおうぼぐん

世界遺産詳解 「朝鮮王朝の王墓群」の解説

ちょうせんおうちょうのおうぼぐん【朝鮮王朝の王墓群】

2009年に登録された韓国世界遺産文化遺産)。首都ソウルを中心に、京畿道江原道に点在する。朝鮮王朝は、1392年から1910年まで続いたが、1408年から1966年に造られた40の王墓を、遺産登録した。王墓は、北朝鮮開城にある2つを除いて、すべて韓国にある。これらは、風水と儒教思想に基づいて、文人武人石像規模や彫刻様式が異なるなど、独特の様式で造られている。◇英名はRoyal Tombs of the Joseon Dynasty

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android