無為信(読み)むいしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「無為信」の解説

無為信 むいしん

1186-1264 鎌倉時代の僧。
文治(ぶんじ)2年生まれ。浄土真宗親鸞(しんらん)の直弟子二十四輩のひとり。親鸞が常陸(ひたち)(茨城県)稲田にいたときに弟子となった。奥州に布教し,仙台称念寺や会津(あいづ)無為信寺(のち新潟県に再興)などを創建した。文永元年10月23日死去。79歳。陸奥(むつ)河沼郡(福島県)出身。俗名武田信勝

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android