長道(初代)(読み)ながみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長道(初代)」の解説

長道(初代) ながみち

1633-1685 江戸時代前期の刀工
寛永10年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩工。万治(まんじ)2年陸奥大掾(だいじょう)となり,刀工銘を会津住道長から陸奥大掾三善(みよし)長道とあらためた。三善家は伊予(いよ)松山藩主加藤家につかえた祖父長国にはじまり,加藤家の転封(てんぽう)にしたがい会津で刀鍛冶をはじめた。長道の名は明治時代まで11代つづいた。貞享(じょうきょう)2年死去。53歳。通称藤四郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例