20世紀西洋人名事典 「H.ミュラー」の解説
H. ミュラー
Hermann Müller
1876 - 1931.3.20
ドイツの政治家。
元・ドイツ首相。
マンハイム生まれ。
ドイツ社会民主党の政治家で、党新聞の編集者を務めた事もある。1906年党幹部会に入会し、’19年外相としてベルサイユ条約にも調印した。’20年3〜6月首相を務め、’28年に再度首相となるが、失業保険に関する問題から対立が起こり、’30年辞職した。
H. ミュラー
Heiner Müller
1929 -
ドイツ(東ドイツ)の劇作家。
エッペンドルフ生まれ。
ブレヒト流の教育劇を得意とした、東ドイツの劇作家。妻のインゲの協力も受けながら、東ドイツの社会主義の発展途上に出現する諸問題をテーマに作品を作り上げた。代表作品に「セメント」(1973年)や「ゲルマニア」(’77年)等がある。
H. ミュラー
Hilgard Muller
1914 -
南アフリカの政治家。
南アフリカ外相。
南アフリカの政治家で、大学講師の出身。1951年プレトリア市会議員となり、’53年より2年間同市長に当選した。’58〜60年国民党国会議員を経て、’61年駐英大使となった。’64年外相の座についた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報