IaaS(読み)イアース

デジタル大辞泉の解説

イアース【IaaS】[infrastructure as a service]

infrastructure as a service》業務用コンピューターシステムの構築に必要な、ハードウエアなどの基盤(インフラストラクチャー)一式が利用できる環境を、インターネット経由で提供するサービス。サーバー、ストレージ、ネットワーク環境など、その業務に必要な規模に応じてサービス料を支払って利用する。ソフトウエアのみのSaaS(サース)、実行環境全体(プラットホーム)を提供するPaaS(パース)に続くサービス形態であり、クラウドコンピューティングのサービスの一種に数えられる。アイアスサービスとしてのインフラストラクチャー。インフラストラクチャー‐アズ‐ア‐サービス。サービスとしてのハードウエアハードウエア‐アズ‐ア‐サービス。HaaS(ハース)(hardware as a service)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

IaaS
いあーす

クラウドコンピューティングの一形態。Infrastructure as a Serviceの略で、アイアースとも読む。仮想化されたサーバーやネットワーク、回線などのハードウェアリソースを、インターネット経由で遠隔地から利用できるようにしたサービスである。ユーザーは通常、インフラ(基盤)のみを借り、オペレーティングシステム(OS)のインストールやアプリケーションの構築はユーザー側で行う。当初はHaaS(ハース)(Hardware as a Service)とよばれていたが、ハードウェアだけではなく、インフラ全般を提供するという意味で、IaaSとよばれるようになった。
 従来からあるレンタルサーバーとよく似た形態であるが、IaaSはハードウェアを仮想化することで1台の物理的なサーバー内に複数のOSをインストールし、CPU(中央処理装置)、メモリー、外部記憶装置などの容量や性能をそれぞれのOSにフレキシブルに割り当てることができる点において異なる。
 同様のサービスに、アプリケーションサービスを提供するSaaS(サース)やプラットフォームを提供するPaaS(パース)がある。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲーム障害

オンラインゲームなどへの過度な依存により日常生活に支障をきたす疾病。インターネットやスマートフォンの普及でオンラインゲームなどに過度に依存する問題が世界各地で指摘されていることを受け、世界保健機関(W...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android