コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

LST エルエスティー landing ship tank

6件 の用語解説(LSTの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

LST
エルエスティー
landing ship tank

アメリカが第2次世界大戦中に開発した戦車揚陸艦。排水量約 3000t。第2次世界大戦で多数使用され,大戦後も多くの国が保有した。アメリカ海軍ニューポートLST満載排水量 8450t,兵員 400人,車両 500tを搭載できる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

エル‐エス‐ティー【LST】[landing ship tank]

landing ship tank》米軍の戦車揚陸艦。海岸に乗り上げて艦首を開き、兵士・武器・戦車などを揚陸させる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

LST【エルエスティー】

landing ship tankの略。排水量1000トン以上で,海岸に擱座(かくざ)し,艦首の扉を開き戦車,兵員などを揚陸する大型揚陸艦艇。第2次大戦中の1942年から米海軍が大量建造,北アフリカノルマンディー太平洋などの上陸戦に使用した。
→関連項目上陸用舟艇

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

LST

〖landing ship, tank; tank landing ship〗
アメリカ海軍の戦車揚陸艦。車両や人員を迅速に揚陸させることができる。

LST

〖local standard time〗
地方標準時。UT(世界時)を基準にして経度 15°ごとに 1 時間ずつずらして決める。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

LST
えるえすてぃー

戦車揚陸艦landing ship tankの呼称。揚陸艦艇の一種で、戦車のほか、各種車両、人員、物資を搭載して遠距離輸送し、自ら海岸に接岸してこれらを直接揚陸させる。箱型に近い船型で、船体内部に車両搭載甲板が設けられ、上甲板にも車両が搭載できる。車両甲板の前端部に下端をヒンジ(丁番(ちょうつがい))とした道板(ランプ)を設け、その前方に観音開きの門扉をもつ防波構造の艦首部を有し、海岸に接岸後門扉を開き、道板を前方に倒して、車両など搭載物を揚陸する。第二次世界大戦中の1941年にイギリス軍の発想により生まれ、これをアメリカ軍が満載排水量約4000トン、速力11ノットの艦として設計、1942~1945年に1000隻余が大量建造され、大戦中各方面の上陸作戦に使用された。戦後さらに改良され、最終的には満載排水量約7000トン、速力16.5ノットの艦が出現した。LSTのこの型式の艦は第二次世界大戦後広く各国で使用され、アメリカ以外の多くの海軍で有用な揚陸艦として現在も運用されている。アメリカ軍はLSTの高速化を図り、1960年代の後半から、従来型式の艦とは異なる上甲板から道板を出して車両などを揚陸させる方式を採用し、艦首部を細くした船型として速力20ノットを出すニュー・ポート級New Port Class(満載排水量8450トン)を建造したが、従来艦に比べ使いにくく、他国の海軍はこの型式の艦を建造することはなかった。冷戦終結後の軍備縮小により、老朽化しつつあるニュー・ポート級は1990年代初期から逐次退役し、その役割を新造のドック型揚陸輸送艦(LPD)に譲り、除籍艦の多くは外国に売却されている。[阿部安雄]
『石橋孝夫著『艦艇学入門――軍艦のルーツ徹底研究』(2000・光人社) ▽J.P.LaddAssault from The Sea 1939-45 ; The Craft, The Landing, The Men(1976, David & Charles) ▽Allied Landing Craft of World War Two(1985, Arms & Armour Press) ▽Gordon L. RottmanLanding Ship, Tank (LST) 1942-2002(2005, Osprey Publishing Ltd.) ▽Stephen SaundersJane's Fighting Ships 2010-2011(2010, Jane's Information Group)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のLSTの言及

【揚陸艦艇】より

…(a)バウランプをもつものと,高速を出すのに普通の船型を採用したためビーチングできないものがある。LST(tank landing ship,戦車揚陸艦)がある。(b)搭載する揚陸艇をクレーン等で着水させるもの。…

※「LST」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

LSTの関連キーワードランデÅlandCoats LandLand,E.Land Artland bridgeland formland-grant collegeland surveypeat land

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

LSTの関連情報