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UNIX ユニックス

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

UNIX

ワークステーションやサーバー分野で標準的な地位にあるOS。1969年、ケン・トンプソン氏とデニス・リッチー氏によって、AT&T社のベル研究所で開発された。基本的なユーザーインターフェースはコマンドラインを主体にしたCUIだが、現在はX Window SystemというGUIを備えたことでWindows並みの操作性を持つようになった。古くからTCP/IPの開発環境として使われてきたこともあり、インターネット向けのサーバーとして多く使われている。サン・マイクロシステムズ社やIBM社、ヒューレット・パッカード社など多数のベンダーが、SolarisやAIX、HP-UXといったさまざまな種類のUNIX製品を出荷している。また、UNIXに起源を持つFreeBSDやNetBSD、UNIXのクローンとして開発されたLinuxなど、無料のUNIX系と呼ばれるOSもある。現在「UNIX」はオープン・グループ(The Open Group)の登録商標だが、ソースコードの権利については、サンタ・クルズ・オペレーション社(SCO)とノベル社の間で裁判が継続している。

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知恵蔵の解説

UNIX

1970年代に当時の中型〜小型コンピューター用に開発されたOS。システムトラブルなどに強い堅牢な設計が特徴とされる。米国のAT&Tベル研究所が開発し、様々な大学や研究機関で独自の改良が行われた。2006年現在も機能強化や様々なコンピューターへの対応が行われており、企業や研究機関のサーバーや個人利用の高性能コンピューター(ワークステーション)のOSとして現役で利用されている。

(斎藤幾郎 ライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

パソコンで困ったときに開く本の解説

UNIX

OSの一種です。もとは、研究機関などで使われるワークステーション用のOSとして開発されました。いまでも、インターネットのサーバーなどで使われます。
⇨Linux、OS、サーバー

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デジタル大辞泉の解説

ユニックス(UNIX)

1969年に米国のベル研究所がミニコン用に開発したオペレーティングシステムの商標名。互換性・安定性・セキュリティー能力が高く、パソコンにも利用されている。SolarisHP-UXBSDLinuxなど、UNIXから派生したオペレーティングシステムの総称を意味することもある。→UNIX系OS

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百科事典マイペディアの解説

UNIX【ユニックス】

1969年にAT&Tベル研究所が開発したコンピューターのオペレーティングシステム。種々のプログラム言語やソフトウェアツールが使えるという長所がある。パソコン,ワークステーション,スーパーコンピューター等に搭載されている。
→関連項目サン・マイクロシステムズ[会社]Linux

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

DBM用語辞典の解説

ユニックス【UNIX】

同時に大勢の人が使用できるようにデザインされたコンピュータ・オペレーティング・システム。現在、インターネットサーバとして最も普及しているシステムである。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティングDBM用語辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

UNIX
ユニックス

ユニックス」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

UNIX
ゆにっくす

ベル研究所が1969年に開発したオペレーティングシステム(OS)。UNIXという名称は、ベル研究所の開発者ケン・トンプソンKenneth Lane Thompson(1943― )のプロジェクト名UNICS(UNiplexed Information and Computing Service)からつけられたもので、後に現在のものに改称された。プログラムの開発は会話型システムより容易で、ハードウェアの性能を最大限に引き出し、システムの開発・保守をシステム上で行える特長をもつ。1971年にはUNIXプログラマーズ・マニュアルが出版され、1973年にはプログラム言語がアセンブリ言語(アセンブラ言語)から開発が容易なC言語に移植された。ワークステーションのほかに32ビットパソコンからスーパーコンピュータにまで搭載されており、インターネット接続のサーバーに広く用いられている。C言語を拡張したC++(シープラスプラス)言語で書かれているため新しいマシンへの移植が容易で、ファイル系が単純明快でファイルと入出機器が同格であるため、書き込みも簡単にできる。コマンドの同時並行処理および先行入力が可能で、ファイルをそのつど指定する必要がなく、種々のプログラム言語やソフトウェアツールが使用可能など、多くの長所があることから、ベル研究所版やバークリー版のほかに、“UNIX方言”が数多く存在したことから、利用企業77社(団体)が「統一UNIX仕様(SPEC1170)」をつくった。その後、標準化団体のエックスオープンX/Open(現、オープン・グループThe Open Group)に引き継がれ拡張された。[岩田倫典]

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世界大百科事典内のUNIXの言及

【インターネット】より

…これが現在のインターネットの起源である。 折しもアメリカの大学では,UNIX(ユニックス)というオペレーティングシステムが広く採用されはじめていたが,ARPAはUNIX上でTCP/IPが動作するようにすることに資金援助するなど,積極的なTCP/IPインターネットワークの拡大策をとった。大学や研究機関において次々にTCP/IPプロトコルの増強が行われた。…

【インターネット】より

…これが現在のインターネットの起源である。 折しもアメリカの大学では,UNIX(ユニックス)というオペレーティングシステムが広く採用されはじめていたが,ARPAはUNIX上でTCP/IPが動作するようにすることに資金援助するなど,積極的なTCP/IPインターネットワークの拡大策をとった。大学や研究機関において次々にTCP/IPプロトコルの増強が行われた。…

【インターネット】より

…これが現在のインターネットの起源である。 折しもアメリカの大学では,UNIX(ユニックス)というオペレーティングシステムが広く採用されはじめていたが,ARPAはUNIX上でTCP/IPが動作するようにすることに資金援助するなど,積極的なTCP/IPインターネットワークの拡大策をとった。大学や研究機関において次々にTCP/IPプロトコルの増強が行われた。…

【オペレーティングシステム】より

…OSの技術進歩は速まり,1970年代初めのMulticsは一つの頂点を極めた。しかし,その巨大さに対する反動として,ほぼ同時期に小型のマルチタスキングOS,UNIXが誕生した。 1980年代からコンピューターが小型化し,一般ユーザーが使い始めた。…

※「UNIX」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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