仮想専用サーバー。virtual private serverの略。通常、サーバーは1台の物理的なコンピュータ上で一つのOS(オペレーティングシステム)を稼働させ、その上でサービスに必要なプログラムを動作させるが、VPSはCPU(中央処理装置)、記憶装置、メモリーなどを備える1台のコンピュータのOS上で仮想的に個々のユーザーに管理者権限を与え、1台のコンピュータを複数のユーザーで共有できるようにするサーバーシステムである。各ユーザーには独立した管理者権限や見かけ上は専用サーバーとほとんど変わらない機能が与えられるため、共有サーバーであることを意識することなく自由に自己のサーバーを構築できる。さらに一つの物理的なリソースを複数のユーザーで共有するため、企業などの組織であれば稼働効率の向上とコスト削減が、レンタルサーバーサービスであれば、安価な価格設定の専用サーバーが提供できる。ただし、1台の物理的なコンピュータを共有するため、各利用者がサーバーに同時に大きな負荷をかけると、動作速度や通信速度の低下を招くこともある。
ネットワーク経由で仮想化されたサーバーシステムという点ではIaaSと同様で、セキュリティ面ではVPSのほうが優れ、サーバーの運用の柔軟性においてはIaaSが勝る。
[編集部]
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...