アリエル(英語表記)Ariel

翻訳|Ariel

デジタル大辞泉 「アリエル」の意味・読み・例文・類語

アリエル(Ariel)

エアリエル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アリエル」の意味・わかりやすい解説

アリエル
Ariel

(1) 『イザヤ書』でエルサレムに対して与えられている名 (29・1~2,7) 。そこでは,神が災いを与え,アリエルのごとくすると述べられている。 (2) エズラによって任命された首長の一人 (エズラ記8・16) 。 (3) 『サムエル記下』のモアブ人。この言葉の語源については (a) ari (獅子) -el (神) ,すなわち「神の獅子」の意,(b) ari (動詞「燃やす」) より,「炉辺」の意,(c) アカディア語の aralluからきた外来語で,「冥府」を意味する,などの諸説がある。

アリエル
Ariel

天王星の第1衛星。 1851年,W.ラッセルによって発見された。天王星の5つのおもな衛星うち内側から2番目を回っている。公転周期 2.52日,光度 15等。半径約 580kmとされている。他の4つの衛星と同じく,軌道黄道面に対して 98°傾いていることが珍しい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアリエルの言及

【天王星】より

…1966年と2008年は赤道が太陽を向き,1985年は北極が,2030年は南極が太陽に向く。 天王星は,ミランダ,アリエル,ウンブリエル,チタニア,オベロンという衛星をもっているが,みな数百kmの半径をもつ比較的小さい衛星である。このほか,ボエジャー2号が発見した半径数十kmの衛星が10個ある。…

※「アリエル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」