健康経営(読み)ケンコウケイエイ

デジタル大辞泉 「健康経営」の意味・読み・例文・類語

けんこう‐けいえい〔ケンカウ‐〕【健康経営】

従業員の健康の維持増進企業生産性収益性向上につながるという考え方に立って、経営的な視点から、従業員の健康管理を戦略的に実践すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

人事労務用語辞典 「健康経営」の解説

健康経営

「健康経営」とは、米国の経営心理学者のロバート・ローゼンが提唱した概念で、企業の持続的成長を図る観点から従業員の健康に配慮した経営手法のことです。従業員の健康が企業および社会に不可欠な資本であることを認識し、従業員への健康情報の提供健康投資を促すしくみを構築することで、生産性の低下を防ぎ、医療費を抑えて、企業の収益性向上を目指す取り組みを指します。
(2012/3/12掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android