宿六(読み)ヤドロク

デジタル大辞泉 「宿六」の意味・読み・例文・類語

やど‐ろく【宿六】

《「宿のろくでなし」の意》
妻が自分の夫を卑しめたり、親愛の意を込めたりしていう語。「うち宿六
宿の主人亭主
「なんでもここの―めが」〈滑・続膝栗毛・三〉
[類語]主人亭主旦那ハズバンドハズ夫君内の人良人旦つく先夫前夫亡夫男鰥おとこやもめ寡夫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「宿六」の意味・読み・例文・類語

やど‐ろく【宿六】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「宿のろくでなし」の意 ) 一家の主人を卑しめたり、または親愛の意をこめたりしていう語。
    1. [初出の実例]「南総館(かづさや)竈将軍(ヤドロク)が求めに諾(やすうけやひ)して」(出典咄本・室の梅(1789)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む