専従者(読み)せんじゅうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「専従者」の意味・読み・例文・類語

せんじゅう‐しゃ【専従者】

  1. 〘 名詞 〙 もっぱらある一つのことに従事する人。特に、組合専従者をいう。
    1. [初出の実例]「教壇をはなれて組合の仕事だけに専念する(専従者)になっていた」(出典:人間の壁(1957‐59)〈石川達三〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「専従者」の意味・わかりやすい解説

専従者
せんじゅうしゃ

労働組合の組織運営や組合員労働条件などの要求につき,使用者との交渉運動指導に専念する労働者。専従者が現れた理由の一つは,労働組合の組織運営や闘争にかなり広範な専門的知識が必要とされるにいたったからで,国によっては職業化しているところもある。使用者に対して自由である反面,職場労働者との意識のずれが生じがちなことが,留意点とされている。 (→在籍専従 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む