山房(読み)サンボウ

デジタル大辞泉 「山房」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぼう〔‐バウ〕【山房】

山の中にある家。山荘
多く、他の語の下に付けて)書斎。「漱石山房
[類語]山小屋山荘ヒュッテログハウスコテージコッテージロッジバンガロー

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精選版 日本国語大辞典 「山房」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぼう‥バウ【山房】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山の中の家。山荘。山家
    1. [初出の実例]「独坐山房万境幽 窓前日影去如流」(出典:東帰集(1364頃)和偶作)
  3. 寺の建物
    1. [初出の実例]「択智行僧九人、令山房焉」(出典:続日本紀‐神亀五年(728)一一月庚申)
    2. [その他の文献]〔戴叔倫‐二霊寺守歳詩〕
  4. ( 多く、他の語の下に付けて ) 書斎。書室。また、風流な人の住居。「漱石山房
    1. [初出の実例]「『玄鶴山房(サンバウ)』は兎に角小ぢんまりと出来上った、奥床しい門構への家」(出典:玄鶴山房(1927)〈芥川龍之介〉一)
    2. [その他の文献]〔宋史‐李常伝〕

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普及版 字通 「山房」の読み・字形・画数・意味

【山房】さんぼう

山の家。

字通「山」の項目を見る

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