旗鼓(読み)キコ

精選版 日本国語大辞典 「旗鼓」の意味・読み・例文・類語

き‐こ【旗鼓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 軍旗と太鼓。
    1. [初出の実例]「遂能以此建旗鼓於一方」(出典日本詩史(1771)三)
    2. 「今明六社首唱の旗鼓を建て」(出典:明六雑誌‐一〇号(1874)質疑一則〈阪谷素〉)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公二年〕
  3. 軍隊。軍事。武事。また、武器
    1. [初出の実例]「将軍の名は唯だ僅か旗鼓に光栄を添ふるの一具となれるのみ」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉三)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐定公一四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旗鼓」の読み・字形・画数・意味

【旗鼓】きこ

はたと太鼓。軍の指揮に用いる。〔甌北詩話、十一〕(黄山谷の詩)北宋の詩、(軾)・山谷、庭堅)兩家を推す。蓋(けだ)し才力雄厚、書卷富、實に旗鼓相ひ當る。然れども其のに、亦た自ら優劣り。

字通「旗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む