産業医学(読み)サンギョウイガク(その他表記)industrial medicine

百科事典マイペディア 「産業医学」の意味・わかりやすい解説

産業医学【さんぎょういがく】

労働医学とも。産業活動(労働)による健康障害,職業病,および災害に対する予防,診断治療,さらには快適な労働を可能にする物的・心的条件の探求実施などを取り扱う医学の一分野。対象となる主要な疾病は,各種職業病から,伝染病結核成人病に至る幅広いものであり,災害性傷害の予防,治療,機能障害の診断も重要な一領域を占める。
→関連項目社会医学

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「産業医学」の意味・わかりやすい解説

産業医学
さんぎょういがく
industrial medicine

広域社会において高度に組織化された産業のあり方と,産業参加者,特に労働者の災害,疾病の予防,心身の健康の保持,増進を活動の対象とする医学の応用部門の一つ。前者については環境医学との関連が深く,後者については労働科 (医) 学と関連をもつ。一般には,労働者の健康と作業能力とが労働条件や労働環境によって障害されることなく増強され,かつ社会全般に対する有害な条件 (公害環境汚染など) の発生を防止することを目指している。また,内部における労働諸条件の改善や職業病の防止と対策なども,その研究対象に含まれている。

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