出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
製陶用語。窯(かま)の中における特異な焼成変化のこと。とくに釉薬(ゆうやく)の変色をいう。焼炎には酸化炎、中性炎、還元炎とがあるが、それらの炎を使い分けることによって、一般的な釉(うわぐすり)の呈色や素地(きじ)の呈色以外の珍しい釉色・素地色を得る場合が、第1種の窯変である。第2種は、焼炎のほか燃料の灰や炭が素地に直接ついて還元が行われ、変色するものである。いずれも異色な装飾効果が貴ばれるが、自然になる場合と、予期しない変化を求めて作為的になす場合とがある。天目茶碗(てんもくぢゃわん)の窯変である兎毫斑(とごうはん)(禾目(のぎめ))、油滴(ゆてき)天目、曜変(ようへん)天目などがよく知られている。
[矢部良明]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加